いついつまでも手を振ろう

とある必然の奇跡について

人はそれを運命と信じたい

V6ファンが林翔太くんの沼におちた2016春の実録・第2弾です。まだはてブの使い方わかってません。どうしてエンターキー同じように押してるのに改行幅が違ったりするのかなあ。(調べましょう)

このエントリーを途中まで書いたきり放置していたら、怒涛の展開で林くんの舞台が発表されたりしてなんだか凄いことになりました。高田翔くん、仲田拡輝くんとともにメインを張る舞台のキャッチフレーズが「歌い、語り、演じ、踊る」。もう完璧です。こんな幸せがあっていいんでしょうか。喜び勇んでわたしも諭吉達の大軍勢をコンサート事務局Cへと差し向けました。どうか1人でも多く蒼き衣を纏いて帰還されたし…。

検索に手を染める

さて、滝沢歌舞伎初観劇から一夜明けた5月8日の話です。

林くんが気になる、と自覚はしたものの、まだ彼のことは何も知りません。となれば次に起こすアクションはただ一つ、Google先生にお伺いを立てるのみ。

なのですが、漠然とした不安のためにすぐにはそれを実行する勇気が出ませんでした。いちいち大袈裟だな!でも本当の話です。

調べた結果、とてもとても好きになってしまったら?その逆だってあり得る。それはそれで悲しい。

V6のことを考えられなくなってしまったら?ずっとついていくと20周年ライブで心に誓ったのに。

この時わたしはまだ林くんの年齢も知らなくて実年齢よりもっとずっと若いと思っていたので、あんなに年下の人のファンになってしまってもいいの?という若干のイケナイコト感もあったりで、とにかくぐるぐると1人悩みました。

えーい、ままよ!とブラウザの検索窓に「林翔太」と打ち込んだのは、お昼も過ぎた頃だったでしょうか。

画像検索あるあるで半分くらいカープの人とその奥様が出てきて困惑しましたが、ちょっと昔から最近のものまで色んな林くんの画像が並びます。うん。やっぱり可愛い。すっごい可愛い。

謎の納得をしてからテキスト検索に戻り、プロフィール的な記述を探しました。そうして目に飛び込んできた日付が、

1月21日。

林くんの入所日ですが、この日…、わたしの、誕生日です。

うっそでしょ??!!

二度見。震えました。で、ああこれはもう駄目なやつだ、と観念しました。

オタクの得意技「なんでも都合良く運命と思い込む」が華麗に発動した瞬間でした。 ちなみに1月21日は高田純次と京本パパとクリスチャン・ディオール生誕の日でもあることをそっとお知らせしておきます。わりとカオス。

 

それから更にネットの海深く潜り込み、まとめを見たり動画を探したりすること数時間。 少しだけ見ることができた林くんのダンスが、とても素敵でした。

長い手脚を大きく使った、けれども無駄のない動き。基本に忠実で、どんなタイプのダンスでも品があって清廉。適度にふわっと力が抜けていて、遠心力を上手に味方につけてい る感じ。 直立時にはまっすぐな立ち姿が美しい。

どこを取ってもドストライク。

 そこでTwitter

などと呟いていたところ、優しいフォロワーさんが教えてくれました。

「林くんならカウコンに出てましたよ!」

ナンダッテー! 早速レコーダーの中身を確認です。既にV6がVTR出演した部分(約1分間)のみを残した編集を終えていましたが、幸い番組全体の映像も残っていたので見ることができました。

早送りしながら探して、まず見つけたのは滝翼の歌う『雨のMelody』のバックでニコニコしながら踊っている林くんでした。

えっと、、立ち位置、ドセンですね?! 滝翼が2人、バックのThey武道が3人であるため結果的に画面の中央をしばらくの間独占していた林くん。

曲終わりにくるっとターンして止まった後の、ちょっと満足げな表情もかわいい。

その次にKinkiが『夢物語』を歌う間もムビステ上で踊っている様子が映っていました。とにかく終始キラッキラで楽しそうです。天使か。

ダンスもやっぱり綺麗で、ふとした時の指先の形まで意識が行き届いていて、でもその場を楽しむ余裕もあって…。いいなあ、と改めて思いました。最高画質で録っててよかった!

後になって林くんの決して短くはないキャリアを知ると、完成度の高いダンスも余裕のある感じも納得なのですが、なにせ年若く見えるのでそれらの要素がかなり意外で、良い意味で裏切られるのです。 この映像を見て、林くんはわたしにとっての「アイドルオブアイドル」の座に輝くこととなりました。

 

カウコン映像だけでも舞い上がってふわっふわしていましたが、検索の旅はこれだけでは終わりませんでした。

歌です。林くんの大きな武器、あの美声です。ほどなくしてスワンソングに遭遇したわたしはもう白旗を上げるしかありませんでした。

空気を含んだ豊かに響く声は聴く者の胸にまっすぐ届き、静かに広がる波紋のように浸透してゆく。決して主張は強くないのに、耳心地の良さに引き寄せられて、ずっと聴いてい たいと思わせる力がある。

さらにスワンソング歌ってるときの林くんのビジュアルが最強(ピン留めは反則!!!)ということも相まって、それから今に至るまで毎日のように見ています。同時に見つけた雪白の月の動画とともに。 これ書いてるうちにまた聴きたくなってきたので、ちょっと一周してきますね…。 

 

帰ってきました。スワンソングで桟橋の端まで来るといつだってわくわくしてしまいますね!

「端に立ち」の「た」で柔らかく落として「ち」で張ってからの、ごく軽く声を裏返してブレスに移る技の巧みさよ…!切なさ全開。もう大好き。この歌唱力が広く知られていないのは本当にもったいない。 この声に癒され、励まされる人はきっと多いことと思います。世界の平和のためにも林翔太!林翔太の歌声をよろしくお願いします!!!(なんの選挙)

 

そんなこんなで、林くんを見つけた初歌舞伎の翌日は感動と興奮のうちに過ぎてゆきました。こうとなれば、歌舞伎前半に健くんロックオン状態だったために見逃していた林くんの出番のことが気になって仕方なくなるのは必然。

あと1回、観たい。 きちんと林くんのパフォーマンスを見てどう感じるのか、自分の気持ちを確かめたい。

そう願ってチケットを求め彷徨い再び新橋演舞場を訪れることができたのは、千穐楽を翌日に控えた5月14日のことでした。